食材パワー
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おばあちゃんの知恵袋的ではなく科学的に証明されている いちご 効能 効果 を紹介します。
初期の薬局方では、いちごはおだやかな下剤、利尿剤、収赦剤として用いられています。
1931年に刊行されたモード・グリーブの『現代草本誌』によると、リウマチ性の痛風に対するいちごの治癒効果を最初に発見し証明したのはリンナウスという人物であると記載されています。ヨーロッパの民間療法では、いちごは皮膚、とくにニキビ、回虫、慢性的潰瘍の薬とされてきました。
「いちごを切って顔を洗ったあとすぐにそれでこすると、肌が白くなり、軽い日焼けもとれる」と言われています。
現代科学が いちご にあまり注目してこなかったために、いちごにどれだけの力があるか不明です。
しかし、いちごにウィルスを殺す力があることだけは確かめらています。カナダにおける研究では、他のいくつかの果物同様、いちごをつぶして液体にすると、試験管のなかで多くの病原ウィルスを繁殖できないようにする強い力を示しました。
ウイルスなどの異なる種類のウイルスを- みな一般的な病原体ですが…いちごは殺したのです。
そして、いちごの濃度が高いとそれだけウイルスを殺す力も強くなることが確かめられています。
いく人かの専門家は、いちごは循環系にもよく、おそらくガンも予防するのではないかと考えています。赤い色のいちごは食物繊維のペクチンを非常に多くふくんでいますが、動物および人を対象にした多数の研究によって、ペクチンは顕著に血中コレステロール値を下げることが確かめられています。
イタリアの研究者たちは最近、いちごが強力な発ガン性物質のニトロソアミンの生成を抑えると発表しました。ニトロソアミンは腸管内で亜硝酸塩とアミンが反応しあってできる物質ですがいちごはそれをできにくくする効果を発揮します。
抗酸化物で、かつ抗ガンカがあるとされるある種のポリフェノール類をいちごは豊富にふくんでいるのです。ニュージャージー州の1271名の高齢者を対象にした調査では、ガンの死亡率の低減に最も強い関連を示した8つの食品の1つがいちごでした。最も多くいちごを食べていた人たちは、ほとんど食べないかまったく食べない人たちの3分の1以下の死亡率でした。
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