食材パワー
食材パワー
現代人は、何かと朝は何かと忙しいことが多いのですがだからといって忙しいからといって、食事が不規則になるのはよくありません。簡単なものですませてしまったり、食事を抜いてしまったりすると、結局体を壊す原因になります。なぜなら、体は規則的に活動しているからです。食事の時間になると胃液の分泌が高まり、消化器は消化の態勢をとります。そのタイミングに合わせて食べ物が消化器に入ると、消化器はうまべ消化してくれるが、時間がずれると胃液の分泌が不十分となり胃がもたれたりすることも多くなります。そこで、忙しいときに便利で、しかも栄養的にもある程度バランスがとれている朝食として、卵、牛乳、バナナの組み合わせをおすすめです。卵は栄養的に申し分のない食べ物で完全食品とも言われています。近年、卵はコレステロールが多いということで敬遠する人もあるが、タンパク質としては良質で利用効率もよいので、1日に1個の卵は有用です。しかも、小さく見えるが、卵1個で5グラムのタンパク質をとることができるのです。昼食をうどんやソバなどですます場合も、卵一個を足すと、栄養的におすすめです。牛乳も、卵と同様、1本（200ミリリットル）でタンパク質を5グラムです。つまり、卵と牛乳を合わせると10グラムのタンパク質がとれる計算になります。これは、1日に必要とするタンパク質のほぼ2割程度となり、忙しいときの食事としては十分です。また、卵、牛乳ともビタミンA が多く含まれます。さらに牛乳にはカルシウムも豊富です。しかし、卵と牛乳だけでは、エネルギーやビタミンC 、それにカリウムなどのミネラルが不足します。これを補い、しかも立ち食いでもすますことができるのがバナナです。バナナは1本でも十分ですが、若い人だと2二本も食べれば、まず、一食の食事としては満足できるものになります。それに、バナナは食物繊維も多く朝、忙しいからと菓子パンや立ち食いソバですますとか、清涼飲料水で空腹感をごまかしたりすると、エネルギーは補給できても、食物繊維は不十分です。食物繊維が少ないと、便秘を起こし、ストレスになります。これが長年続くとガンなどを生じる原因になりやすいから、気をつけなければいけません。卵、牛乳、バナナはコンビニや駅の売店でも売っているので、その点でも心配は無用です。最近はハンバーガーなどを駅で食べられる所もあるが、栄養の点からいうと、やはり卵、牛乳、バナナの組み合わせの方が勝っているでしょう。また、バナナを2本食べたとしても、全部で500カロリー以内に納まるので、カロリー的にもいいでしょう。なお、欲をいえば、野菜ミックスジュースを1つ加えれば、さらに、野菜の各種の栄養成分をプラスすることができます。とにかく、食事の時間はできるだけきっちりと守り、栄養的に優れたものをとることが健康につながります。
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