やけどの特効薬

やけどの症状に効果をあらわすアロエ

やけどによく効く

やけどにアロエがとてもよく効くことは、世界じゅうで広く知られています。やけどでびっくりするほどよく効いたという話はよく耳にします。

日常生活の中では、ストープの上にかけたやかんをひっくり返して熱湯を浴びたり、たき火をしていて、ちょっとした不注意でやけどしたりする事故は非常に多いものです。やけどは、最初の手当てが肝心です。

たくさんの症例の中からいくつか紹介します。

先日、天ぶらを揚げていて、突然、油が手に飛び散りました。

手が赤くなりひりひりと痛むので、どうしたらいいのかと少しあわてましたが、庭に植えてあるアロエを思いだしました。アロエの葉をとってきて二つに切り、汁を赤くなったところにっけたところ、すぐに痛みも止まりました。いまでは、やけどあとの水ぶくれもできず、きれいになっています。

このようにアロエは、軽いやけどに絶対の力を発揮します。アロエの汁を患部につけることで改善した例です。

次は赤ちゃんです。煮えたぎったお湯を胸に浴びてしまいました。すぐ、氷水で十分に冷やして、そのあと、アロエの葉を開いて、中のぬるぬるしたところをやけどの上にすき間なくはりつけ、布で巻いて応急手当てを施しました。

最初のうちはすぐ乾くので2~3時間おきにアロエをとりかえ、あとは乾きぐあいを見はからって、1日に2~3回とりかえているうちに、医師にもかからずに、4~5日ですっかりよくなり、やけどあとも残りませんでした。

すぐに患部を氷水で冷やしてから、アロエのゼリー状の部分を、すき間なくはりつけ、布で巻く。乾いたらこまめにとりかえる方法です。

この例は、やけどの応急手当ての模範と言えるでしょう。やけどは、冷たい水で十分に冷やし( 少なくとも15~30分以上)、身につけているものを、冷やしている間にはずします。そのあとアロエをはって清潔な布でおおって空気に当てないようにすることです。化過しないように清潔にし、こまめにアロエをとりかえることが、応急手当ての基本です。

アロエは、熱をとるばかりでなく、アロエの葉の中のぬるぬるしたゼリー状の粘液が、患部を空気から遮断してくれます。また、殺菌作用も強く、さらに痛みをとり去り、新しい皮膚の組織を下から盛り上げてくれる作用があるので、やけどには最適なのです。

広島と長崎の原爆のやけどにアロエを使っていた人たちがおおぜいいて、その人たちは回復が早く、ケロイドも残さなかったと、終戦直後から調査をしていたアメリカ政府の調査報告に記録が残されています。

その後、アメリカ政府はうさぎを使って放射能のやけどの治療実験を行い、ロエのゼリー状を使った場合はほかの薬を使うより2倍も早く組織が回復するという結果も出しています。昭和29年のビキニの水爆実験で「第五福竜丸」が被災したとき、「特効薬」としてアロエがアメリカから空輸されてきたのも、このような背景があったからです。

アメリカではほかに、熱湯を全身に浴びた重症のやけどにアロエを大量に使用して、19日で職場復帰を果たしたというような例が、学術書に発表されています。メキシコ系インディアンが何百年もの間、「特効薬」としてアロエを使っていたことも、このような研究が行われている背景にあるのでしょう。

やけどの応急手当ての使い方としてはかに、アロエをすりつぶして塗ってもよいし、アロエ酒をつけても(軽い一度のやけどの場合)効きます。

二度(一度はやけどしたところが赤くなりひりひり痛む。二度は、赤くなって少したつと水ぶくれができる。三度はやけどの部分が一部黒くなったり、くずれたりする)くらいまでの部分的なやけどの場合は、ほとんどアロエで治りますが、三度のような重症の場合はアロエで応急手当後、医師の治療が必要です。

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