健康になるための食事の知識
健康になるための食事の知識
血圧が高い人の場合、外食が多いとき、できるだけ減塩でなおかつ栄養バランスよく食事をするためには、どのようなメニューを選択するのが正解でしょうか？まず比較的よく栄養バランスがとれているのが和定食です。おすすめは幕の内定食になっていいるところがほとんどです。とくに、脂肪分が少ないところがよい点です。日本人は、体質的に脂肪に弱い人が多く、脂肪の多い料理を食べた後、胃がもたれてしまったり、いつまでも胃にものが入っているといった感じが残りがちです。そこで日常の食事も低脂肪の方が体質に合っています。栄養バランスをよくする上で簡単な目安としていわれるのは、1日に30品目の食品をとるように目安にします。30品目とひとくちに言っても、よほど努力しないとなかなか目標の品目はクリアーできません。とくに、外食で洋食だと、ハードルはすぐに上がってしまいます。しかし、和定食だと、少しずつ各種の料理がそろっているので、比較的多くの種類の食品が食べられます。それだけ目標の食品数を摂取しやすいといのです。和定食には、たいてい魚と卵料理がついているのが定番です。それに、みそ汁とご飯、野菜の煮物かお浸しなどの小鉢が添えられています。魚はDHAなど重要な栄養成分を摂ることができます。卵は良質のタンパク質として、他のタンパク質に足りないアミノ酸などを補足し、またタンパク質の利用を高める働きがあります。ただし、和定食で気をつける必要があるのは塩分量です。和食はどうしても食塩が多くなってしまいます。甘い味に塩っぱい味を足すので実際はあまり塩っぱく感じません、また、和食は、塩味が料理の良し悪しの判断の決め手になっているものが多くあります。このことは、塩加減という言葉の意味でもあります。塩味が濃ければおいしくないし、塩味が薄ければもの足りない。ちょうどよい塩味であれば、料理の味がよいということです。和定食の塩分を少なくする方法は、それほど難しくありません。塩分の多いものとしては漬物があげられます。そこで、漬物を残します。漬物を残しても、それほど腹もちに影響するものではありません。また、量が少ないので栄養面でも気にすることはないでしょう。次に、みそ汁も汁は全部残します。具だけを食べるようにします。和定食のみそ汁は、臭がほとんどなく、汁のみの場合もあります。。これではみそ汁を食べる意味はあまりありません。したがって、みそ汁の汁を全部残したとしても、それほど栄養上の影響はありません。それと、お浸しが出ている場合、調味料がかけてあったら、しようゆなどをなるべく皿に残すように食べればいいでしょう。自分でしょうゆをかける場合は、できるだけ少量にとどめれば塩分摂取を減らすことができます。素材そのものの味を楽しむ通の食べ方はしょうゆなどはかけません。こういった食べ方を覚えるのもおすすめです。
減塩を成功させる5原則はこちらです。
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